今年は多くのイベントが中止になり、いつもと違う日々が続いています。
『栃尾を明るく照らしたい』という思いから始まったトチオノアカリ。
ライトアップで何かが変えられる訳ではありませんが、
大切な人と一緒に歩ける日常を願い、今年のアカリを灯します。
昨今の状況を踏まえて、今年度は内容を縮小して展示のみです。
飲食提供やフォトコンテスト等は行いません。
まちなかを散策する際にはマスクの着用等をお願いいたします。
2020.09.27
2020.09.26
2020.08.22
トチオノアカリは新潟県長岡市栃尾地域で開催しているライトアップイベントです。
当初は、『とちお夜のランプまつり』、『秋葉百八風鈴灯』、『秋葉公園ライトアップ』のイベントを連携して開催することから総称して『トチオノアカリ』としました。
刈谷田中学校に通っていた女の子が地域活性化のアイディアとして提案した『とちお夜のランプまつり』の「栃尾の夜を明るくしたい」という想いがもとになっています。
トチオノアカリを主催する任意団代です。
もともとは、主催の違うライトアップイベント連携のため共通認識を図る場として立ち上げました。
2006年に長岡市に編入されたかつての栃尾市です。
新潟県のほぼ中央に位置して刈谷田川と西谷川の合流点を中心に広がり、中心街には雁木のまち並みが多く残っています。
大きな油揚げ(あぶらげ)が名物のひとつとして知られています。
上杉謙信公が幼少期を過ごした栃尾城の城下町として発展しました。
役所街であった大町を中心に紬仲買や行商・小商いなどが並び商店街がつくられていきました。
現在でも城下町の名残を残す場所や冬季間の生活活動や商業活動を断ち切らせないために生まれた雁木も中心街に残っています。
栃尾は、機織りを動かすと万の富になるガチャマンと呼ばれた繊維業が盛んな時代がありました。
現在では機械化され当時とは違う道具で生地がつくられています。
トチオノアカリで使用している糸繰ランプは、実際に機織りに使われていた木枠と栃尾地域でつくられている糸を使っています。